本日は、小牧市に本店がある建設業者様の経営事項審査を受けるために、尾張建設事務所に行ってきました。

経営事項審査を受ける流れは

１．事業年度終了届を、経審用に作り県に提出する。提出時に、経営事項審査を受けたいと伝え、予約を取る。
経審は、事業年度終了届を提出した月の翌月です。月末最終日に提出しても、翌月の受付枠が一杯だと経審を受けることが出来ないので、せめて25日までに事業年度終了届を提出して、翌月の予約を取りたいところです。

２．経営状況分析機関で、経営状況分析を受ける。特急料金約4万円を払うと当日に分析結果を出してもらえますが、私の場合は、通常料金約1万4千円で約3日を見込んでいます。

３．経審は、大体月初で10日くらいまでの間に行われるので、１．２．と並行して、お客様から資料を頂きます。
工事の契約書はすぐ出していただけますが、ちょっと手間取るのが、労働保険料の領収書と、健康保険の標準報酬月額決定通知書です。それ以外に、その期間内に入社した技術者が居れば健康保険証や資格証を頂きます。

４．経審の2日くらい前には、経審提出票と持参資料のチェックリストを基に、資料を揃えます。資料を見落としていて急に必要になっても、なかなか揃わない書類もあるので、余裕を見て2日前に資料を揃えています。

５．経営事項審査の当日です。愛知県証紙を審査を受ける業種の分だけ買い、審査会場の受付に予約票を見せて会場に入り、呼ばれるのを待ちます。自分の番号が来たら、経営事項審査の申請書と確認書類を提出して、経審資料のチェックをしてもらいます。
30分程度待つと書類チェックが終わりますので、その申請書類を持って受付に行きます。

ということで、小牧市のお客様の経営事項審査が無事に終わりました。

11月に経審を受けると、12月末に経審の結果通知を貰えます。初めて経審を受けた場合は、そこからさらに、入札参加資格のしんせいをすることになります。